今回は、東北新幹線やまびこの自由席の場所と、運賃のお得度を探っていきます。自由席は東北新幹線やまびこの中で最も安くお得に移動できる方法について詳しくご紹介していきます。

東北新幹線の自由席はどの列車に付いている?

やまびこ 自由席

自由席はどの列車についているのでしょうか?皆さんが良く知っている「はやぶさ」「つばさ」「こまち」は全車指定席となっており、自由席はありません。自由席が付いているのは東北新幹線のやまびこ号となすの号の「自由席」です。

※つばさ号は2022年ダイヤ改正で全席指定席になり、自由席は廃止されました。

今回はそれについて解説していきます。東北新幹線に興味がある方は、ぜひご一読ください。この記事で得た知識で、東北新幹線の最適な利用方法を見つけ、旅行中の節約に役立ててください。

東北新幹線やまびこ号の停車駅と自由席の位置

東北新幹線やまびこは、東京から盛岡駅までを主に走る人気の新幹線で、途中いくつかの駅に停車します。自由席は、ほとんどの列車に設置されています。自由席の位置は列車によって異なりますが、1~4号車、5~7号車あたりにあることが多いようです。17両編成の場合は12号車から17号車が自由席のこともあります。

やまびこ号の停車駅は列車によって異なりますが、東京・上野・大宮・宇都宮・郡山・福島・仙台・古川・くりこま高原、一ノ関、水沢江刺、北上、新花巻、盛岡に停車する列車が多いようです。

東北新幹線やまびこの自由席の混雑状況

自由席は需要が多いため、座れないこともあり、ちょっとしたギャンブルのようなものです。ピーク時には自由席は大変混雑しますので、早めに駅に到着して席の確保に努めましょう。早く駅に着くことができれば、それだけ自由席が確保できる可能性が高くなります。また、東京駅や仙台駅など始発駅から座席を取っておくのもいいでしょう。

東北新幹線「なすの」の自由席・停車駅・位置

東北新幹線「なすの」は、東京駅から宇都宮を経て、那須塩原・郡山まで運行しています。東北新幹線なすのの自由席は、各車両の1~8号車が自由席になる車両もあります。17両編成の列車は12~17号車が自由席になる可能性があります。

列車によっては1~4号車、5~6号車が自由席になる列車もあります。

「全車指定席」の列車でも「自由に座れる?」:立席特急券と特定特急券

実は「全席指定席」の「はやぶさ」「はやて」「こまち」「つばさ」には自由席がないですが、立席特急券というのがあります。これは空席がない場合に発売されることが多いです。

ただし、空いている空席を利用するだけなので、指定席に座る人がいる場合は譲らなくてはいけません。こちらは方法としてありますが、お勧めできません。

同じく、特定特急券というのもあります。これは全車指定車しか運転されていない路線で「自由席相当」の料金で乗車できる特急券です。山形新幹線の福島~新庄間などで設定されています。

はやぶさにも自由席?「はやぶさに自由席特急券」で乗る方法

はやぶさ号に自由席特急券で乗る方法があるのはご存じでしょうか、実は一部区間で乗ることができます。乗ることができるのは仙台~盛岡間です。これはあくまで相互間のみ、つまり、仙台や盛岡よりも先の区間に行ってしまうと、指定席券が必要となるので注意が必要です。

東北新幹線自由席の混雑状況は?

東北新幹線自由席の混雑状況について解説していきます。目安として考えていただければ幸いです。

平日の東北新幹線自由席の混雑状況は?

平日の東北新幹線自由席は通勤ラッシュのため混雑しています。特に混雑するのが宇都宮~東京間の上り(東京方面の列車)です。

座れないというわけではありませんが、階段から近い号車は混雑することが予想されますので、階段から離れていて人があまり並んでいない号車から乗車するのがよいでしょう。

また、朝ラッシュ時間帯は「やまびこ」「なすの」ともに全駅に停車するタイプが多く、若干所要時間が長いのが特徴です。

逆に反対側の(福島・仙台方面)も混雑が予想されます。これは出張をする人が多いためで、日中は特に混雑はありませんが、早朝に混雑することがあります。

また、福島・仙台方面は帰宅ラッシュ時間帯も混雑します。これは宇都宮方面に帰宅する人が多いためです。逆に宇都宮を過ぎると混雑はそれほどではない時間帯もあります。

東北新幹線土休日の混雑状況は?

東北新幹線は土休日にも混雑することがあります。特に大型連休中ともなれば、混雑はかなりのもので、座れずに通路に人があふれることもあります。

できれば、大型連休中で混雑が予想される場合は指定席の購入をすることをおすすめします。

土休日は連休のはじめは東京駅から出発する午前中の列車が混雑します。特に東京から仙台間は混雑します。これはほとんどの列車が、仙台駅まではやぶさ号より先行する列車も存在するためで、逆に仙台駅を過ぎると追い抜く列車もあります。そのため、早朝にはやぶさよりも先に仙台に到着する列車もあります。

また、盛岡行きの列車は本数が少ないため、混雑する傾向があります。

逆に土休日の連休の終わりには仙台を出発する列車が午後15時あたりから混雑が始まります。これによって指定席すら満席になる時間帯もあります。

おすすめの記事