今回はえちごトキめき鉄道で運転されている413系車両に乗車してきたという内容でお届けしていきたいと思います。
楽しみ方や行き方についても紹介しています。
えちごトキめき鉄道 413系とは?
そもそもえちごトキめき鉄道413系とはどんな列車なのでしょうか?
えちごトキめき鉄道413系はもともとJR西日本で金沢地区で運転されていた車両を2021年3月1日に譲り受け、運行されている列車です。(車両点検などの関係で運休のシーズンがあるため、事前に公式サイトで運転日などをご確認ください。)
国鉄型車両がJR東日本新潟地区などから115系が撤退することやJR西日本から湖西線などで113系・117系が引退するなど、ますます国鉄型乗る機会が減っている中で、国鉄型車両に乗車できる貴重な車両となっています。
えちごトキめき鉄道 413系に乗るためには?
えちごトキめき鉄道413系電車はいつも運転されているわけではありません。運休日があることもあるので注意が必要です。
運転日があることが前提になりますが、えちごトキめき鉄道413系電車に乗るためにはどうしたらいいでしょうか?
今回は一日中413系電車を楽しむためにはどうしたらいいのかについてまとめています。
東京方面から来る場合は始発の北陸新幹線に乗車
東京方面からえちごトキめき鉄道413系を楽しむためには始発の北陸新幹線はくたか号に乗車する必要があります。
乗車したのははくたか551号金沢行きです。この列車ははくたか号の始発列車となっていて、東京駅6時28分と少し早い時間の列車となっています。
はくたか551号に乗車し、途中の上越妙高駅で下車。8時28分に到着し、2時間新幹線で旅することになります。
料金不要で乗車できる413系快速電車に乗車
上越妙高では約30分ほど時間がありますが、上越妙高9時ちょうど発の快速列車に乗車します。
指定席以外は料金不要で乗車することができるため、乗車券のみで乗車することができます。
いわゆる「乗り得列車」となっています。
この列車で妙高高原まで行き、妙高高原で折り返し、快速列車9時44分発直江津行きとして運転されます。直江津までは約50分乗車することができます。
直江津には10時35分に到着しますが、急行1号までは時間が約1時間あるので、改札外の駅そば屋さんで軽くご飯を食べることにします。
富山方面に抜けるか、急行に1日乗り続けるか分かれ道
ここで、観光急行に乗り続けるのか、そのまま富山方面に抜けたいという人もいるのではないでしょうか?
観光急行に乗車した場合は直江津11時31分→12時52分、市振13時14分→14時31分直江津15時03分→市振16時18分、市振16時26分(糸魚川まで普通列車として運転)糸魚川16時55分→直江津17時23分と乗り継ぐことになります。
全力で楽しみたい人はこの乗り継ぎ方法でもいいと思いますが、旅行気分を味わいたいという方にとっては急行列車1本に乗れれば十分と感じると思います。
今回は富山方面に抜けることを選択しました。この場合に知っておきたいポイントなのですが、直江津から富山方面までは1つのきっぷで乗車することができます。
また、乗車距離が100kmを超えるため、途中下車もすることができます。ただし、妙高高原からのきっぷの場合は連絡運輸の範囲を超えてしまっているため、直江津で打ち切りとなりますので注意が必要です。
さらに支払方法についてですがJR線であればクレジットカードが利用できますが、えちごトキめき鉄道線を利用する場合は支払いは現金のみとなっているので注意が必要です。
観光急行の急行券は500円となっています。
急行1号に乗車 急いで行かないから急行?
直江津11時31分の急行1号に乗車しました。
ほとんどの方が鉄道ファンの方だったという印象で、一般の人はあまりいなかったように思います。
急行列車という名前がついていますが、そこまで急行列車として飛ばしていく列車かというとそうではありません。
景色のいい区間では徐行したり、要所要所で急いで行かない列車となっているのが特徴です。(近鉄奈良線の快速急行みたいにだらだら走るという感じはあまりありませんが。でも普通に車には抜かれます。)
とはいえ、それ以外の区間ではそこそこ速度を出すので、急行列車という感じもする時があります。
途中の能生駅で運転停車 時刻表に乗っていない停車駅に停車
途中の能生という駅で運転停車します。実は時刻表としては公表されておらず、あくまで運転停車扱いなのですが、駅に降り立つことができ、途中下車気分を味わえます。
停車時間に鉄道ファン同士で話したりとか弁当詰め込みなどがされていたりと、旅情を楽しめる列車ですごいいいなと思いました。
この時はファンサービスなのか、幕回しがあり、「和倉温泉」などが表示されていました。
観光急行は糸魚川で乗り捨てた方がいい?
人によって意見が分かれるところではありますが、観光急行は個人的に糸魚川駅で乗り捨ててもいいかなと思います。
確かに一日中乗り通す人は終点の市振まで行ってもいいと思いますが、待ち時間が30分近くあるので時間帯的にお昼ご飯を食べたいとか思っている方は乗り捨ててもいいのかなと思います。
今回は富山方面に抜けようと考えていたので糸魚川駅で乗り捨てました。
糸魚川駅で乗り捨てるとトワイライトエクスプレスの再現車両に乗れる
糸魚川駅にかつて運転されていたトワイライトエクスプレスの再現車両に乗車することができます。しかも無料で寄付された時刻表などを見ることもできるので、鉄道ファンの方にはぜひ行ってほしいと思います。
まとめ
今回乗車してきた413系観光急行・快速列車についてのまとめです。
・東京から行く場合は始発のはくたか号に乗車がお勧め
・上越妙高で快速列車で413系に乗れる
・快速列車を直江津まで乗ると急行列車に乗り継げる
・急行列車を乗り続ければ夕方まで413系を楽しめる
・富山方面に乗り継ぐ場合は糸魚川駅で乗り捨てるのもあり
・糸魚川駅にいったらトワイライトエクスプレスの再現車両にも乗りに行くのがおすすめ