今回はさつまいもの品種の一つである「紅はるか」のおいしさに魅了された編集部が詳しく解説していきます。

今回紹介する紅はるかについての内容は「こだわりが強い農家さん」が作る紅はるかの内容となります。

同じ品種でも、気候条件などによっては同じ味にはならないと思いますので、途中に記載している注意事項をよく読んでから紅はるかを買うか、決めてみてください。

おいしい紅はるかを皆さんが選んでいただけるノウハウをこの記事で公開していますので、ぜひ最後までご覧ください。

紅はるかとは?スーパーマーケットには流通しないこともある?

蜜が出るほどおいしい紅はるか

そもそも紅はるかという品種について知らない方も多いと思います。

紅はるかとは、しっかりとした肉質と高い糖度が特徴のさつまいもです。お菓子・焼酎・焼き芋・干し芋に適した品種の一つです。よく「ねっとり」とした食感が好きという方も多いと聞きます。

もともと九州121号・春こがねという品種を交配組み合わせをした品種で、2010年3月11日に登録された品種です。

実はこの紅はるかという品種ですが、地域差はあるものの、東京のスーパーマーケットに流通しないことが多い品種の一つです。

理由は分かりませんが、比較的高い値段で取引されるため東京のスーパーマーケットでは輸送コストなども重なり高額商品になってしまうこと(1本500円程度になる可能性があるため)や、地元でも口コミでおいしさが広まる品種のため地産地消で済んでしまい、東京の都市圏では見れないという見方もできるかもしれません。

なので、東京など大都市圏ではこだわりを持ったスーパーでしか流通されていない可能性もあります。

あとは、土地柄の問題もあります。さつまいもを食べる習慣がある地域では高く売れ、逆に習慣がないと安くなってしまうようです。

生産者の人も高く売りたいという気持ちがありますので、安く買い取りになる地域には売らないという見方もできます。

まとめると、スーパーマーケットに流通しない理由として

・さつまいもを食べる習慣がない地域

・東京など生産地から離れている場所では高値になるため流通しない

・美味しい紅はるかは、スーパーに流通せず、地元で消費されてしまう

ということが挙げられます。

実際にこだわりの強い農家さんのケースだと、自分で販売ができてしまうので、スーパーに持ち込むことがないと話を伺いました。

また、毎年「紅はるか」のおいしさを求めて地元の人がまとめ買いで「数kg単位」で買っていくと聞きます。

生産者がお店にもっていかなくても、お客さん側から生産者側に訪れてくるようです。

紅はるかの相場はいくら?干し芋はもはや高級品

表面が白くなく、表面が滑らかな干し芋

紅はるかの通常価格の相場は1kg1000円、加工された干し芋になると、1kg2000円程度でも買い手がつくほど。

正直高いと思った方もいるかもしれません。しかし「おいしいから高く売れる」。ほとんどが地元で消費されてしまうのが現状で、高い値段でもお客さんに支持してもらえる生産者の方もいるようです。

確かに訳ありで安くなっているものもありますが、「安物買いの銭失い」にならないように注意してください。

実際にこだわりの農家さんの干し芋を食べたことがありますが、市販の干し芋と比較して「別格なおいしさ」でした。※個人の感想です。

今回の農家さんの干し芋ですが、おいしい理由として「スジが入っていない」「波が少なく表面が滑らかな」「身が白くない」干し芋に限定して売っているということで、「スジが多いもの」「身が白いもの」はA級品としては販売しない方針だそうです。

この「半熟のようなトロトロ」の食感を干し芋マニアの人は求めているようです。

干し芋の身が白いものはB級品扱い 白くないものはA級品として取引

しかしながら、こだわりの強い農家さんでは「身が白い干し芋」はB級品扱いになり少し安く売るといいます。

「身が白い干し芋」は干し芋にする前からパサパサしているので、干し芋にしても硬くておいしくないので、それを知っている人が多い地域では、白くなっているのは売れないこともあるみたいです。

身が白くならない干し芋はA級品 まるでキャラメルを食べているような食感

一方で、干し芋にしても白くならないものはどのような食感なのでしょうか?

結論、食感は程よく水分を含んでいるためキャラメルを食べているような感じになります。表面も滑らかで表面の肌触りは肉や刺身に近いものもあります。

ぜひ、その食感を食べたことがない人は食べてみてほしいです。

こだわりが強い農家さんから、さつまいもや干し芋を買いたいという方は、弊社の食品サービス「食卓の夜明け」というアカウントからぜひお問い合わせ・ご注文ください。

美味しい紅はるかがどこで売っているか聞いてみる

「紅はるか」は甘くておいしい いったいなぜ?

なぜ、紅はるかは甘くておいしいのでしょうか?紅はるかという品種は実は「ほかのさつまいもより”はるか”に甘い」という語源の通り、糖度が高いことが特徴の品種です。

いったいなぜ、ねっとりとした甘みになるのでしょうか?

【甘くない・まずいとならないために】紅はるかが甘くなるための秘訣

よく紅はるかは甘くない・紅はるかはまずいという声も聴くことがあります。

しかし、きちんと衛生管理がされており、おいしい紅はるかを作れる土地や気候条件がそろっていれば、「甘くない」「まずい」とはならないはずです。

少し難しい話かもしれませんが、おいしい紅はるかになるためには「水はけのよさ」が必要です。逆に同じ紅はるかでも水はけが悪い土地だと、まずい紅はるかができてしまう可能性があります。

そこについては生産者の方と直接話さないとわからないものにはなりますが、おいしい紅はるかを手に入れるためには聞いてみるといいでしょう。(どのような土地でどのように栽培しているのかなど)

あと、個人的には農薬を使っているところよりも「減農薬栽培」をしているところの方が、甘さが強いという印象があります。

買うときには「収穫からどれくらい経っているのか」質問しよう

紅はるかは収穫してすぐに食べないことをご存じでしょうか?

実は紅はるかは収穫して1カ月程度「寝かせる期間」が必要となっています。

これは紅はるか自体通常「熟成させる」ことでより甘さが際立ってくるためです。熟成後の「紅はるか」は蜜が出てくるものもあり、同じ焼き芋でもワンランク上の味を楽しむことができます。

熟成させると、ねっとり甘い紅はるかを焼き芋としても食べれるということになります。

寝かせないと、甘さが足りないと感じて「甘くない」「まずい」と感じられるかもしれないので注意が必要です。

「紅はるか」のよくある質問

最後に紅はるかに関するよくある質問について回答していきます。

紅はるかを焼き芋にするには?

紅はるかを焼き芋にするにはどうしたらいいですかという質問にお答えします。

焼き芋をするためにはまず、アルミホイルで紅はるかを包み、細いので50分、太いので90分くらい200℃でオーブンレンジで加熱します。

温め終わったら出来上がりです。

紅はるかを使ったおすすめのレシピはありますか?

おすすめのレシピは

・焼き芋

・スイートポテト

・蒸しパン

・干し芋(オーブンで)

・味噌汁(かなり甘くなります)

料理が得意な方はぜひ挑戦してみてください。

紅はるかの干し芋は自分で作れますか?

紅はるかの干し芋は自分で作れますかという質問にお答えします。

結論、できますが、天日干しと比べると味がおいしくない可能性があるのでお勧めしません。

理由として、天日干しをして吹き下ろす風にさらすことでおいしい干し芋が出来上がります。ハウスで扇風機で干すという試みもあったそうですが、味が劣るという話も聞きましたので、良ければ参考にしてください。

紅はるかの収穫時期はいつですか?

紅はるかの収穫時期は地域によって多少差がありますが、11月から収穫が始まります。

「こだわりの強い農家さん」の紅はるかはどこで売っていますか?

実は文章にはあえて、こだわりの強い農家さんの情報は記載していません。

理由としては「本当に買いたいお客さん」にこっそり教えたいからです。

もし、購入したい方は下のお問い合わせをしてみてください。また、販売は紅はるかと干し芋それぞれ1kgから注文を承ります。(弊社ライン公式アカウントから発送できます。在庫状況によってはお受けできない場合があります。)

価格の目安・・・紅はるか1kg・・・1000円、紅はるか干し芋1kg・・・2000円(送料別)

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