2024年3月15日、北陸本線の特急おやすみエクスプレスがラストランを迎えました。

最終列車は異例の対応となりました。

おやすみエクスプレスとは?

おやすみエクスプレス方向幕

特急おやすみエクスプレスは金沢駅21時40分発に出発する特急列車で、2003年から運行し、約11年間にわたって運転をしてきました。

北陸新幹線敦賀延伸開業でラストランを迎えました。

列車は3両編成で運転され、全部の車両が自由席です。

おはようエクスプレスと停車駅と列車の号数、自由席が全車自由席となっているのは同じとなっていました。

停車駅と時刻表

停車駅は金沢21時40分、小松21時57分、加賀温泉22時07分、大聖寺22時11分、芦原温泉22時19分、福井22時31分、鯖江22時40分、武生22時45分、終点敦賀には23時07分の到着でした。

実際に乗車した感想 検札は厳しかった

おやすみエクスプレスについてはラストランより前に乗車していますが、3両編成自由席とあって、かなり検札は厳しかったように思います。

その証拠に金沢発21時40分発ですが、発車前から検札と降車駅の確認が行われていました。

ちなみに自分が乗車した日は、自由席特急券を持たずに乗車していた方もいて、金沢から小松間の自由席特急料金760円を徴収されていました。

恐らくですが、ただ乗りできると思っていた人もいるのではないでしょうか。

もう廃止になってしまうので言いますが、実際列車によっては自由席の検札が甘かった列車もありますし、2024年3月16日のダイヤ改正からサンダーバード、しらさぎ号が全車指定席になることも納得できます。

これからは指定席特急券を持たない客で立ち席の人にはすぐ検札が入ることでしょう。

ラストランは異例の6両編成での運転

3月15日に迎えたラストランですが、すでに前後の最終のサンダーバード、しらさぎ、ダイナスターの指定席はすべて完売となっていました。

そのため、自由席特急券で乗車する人がかなりいるものと思われたので、普段はない3両編成を増結する措置が取られたと思われます。

最終列車には681系電車N02編成と683系R14編成の併結で運転されました。

関連記事

おすすめの記事