2024年3月16日、北陸本線の特急おはようエクスプレスがラストランを迎えました。
どんな列車だったのかについてまとめてみました。
特急おはようエクスプレスとは?
特急おはようエクスプレスはかつてJR西日本が運転する特急列車のひとつで、2001年10月に福井発金沢行の臨時の快速列車として運転されたのがきっかけです。
その後、2002年に定期列車として運行。
富山始発の列車ものちに設定されることになります。
かつては七尾線で運転されていたものの、2010年ダイヤ改正で廃止、さらに2015年3月13日の運転をもって北陸新幹線金沢開業で富山駅への運転を終了していました。
そして約22年半運転されたおはようエクスプレスも本日がラストランとなりました。
途中の停車駅、時刻表は?
列車はおはようという名前からわかる通り早朝時間帯に敦賀発金沢行として運転されていた列車です。
停車駅と発車時刻・到着時刻はは敦賀(6時43分)、武生(7時5分)、鯖江(7時10分)、福井(7時19分)、芦原温泉(7時30分)、大聖寺(7時39分)、加賀温泉(7時43分)、小松(7時52分)、金沢(8時09分着)です。
使用されていた車両は681系または683系での運転となり、全車自由席での運転。また、3両編成と短い編成となっていました。
また、停車駅が多いのが特徴なのと、加賀市の市役所がある大聖寺駅にも停車していたのが印象的でした。
当時の利用状況は?
本日ラストランとなった、おはようエクスプレスですが、どんな列車だったのでしょうか?
特急おはようエクスプレス主に、福井から金沢への出張や旅行客を中心に走っていたと実際の乗車で感じました。(福井より手前の区間から乗る人は少なかったように思います。)
事実、2024年3月15日のダイヤ改正までは、金沢駅にて、はくたか556号東京行きと接続しており、8時26分発の新幹線と接続していたことから、新幹線への乗り継ぎの足としても使われていました。
また、自由席ながら当時の検札する列車もあったと記憶しています。
まとめ
特急おはようエクスプレスが北陸新幹線敦賀延伸開業で廃止になってしまったのは残念ですが、長らく北陸の足として走ってきた特急おはようエクスプレスに思いをはせていただけたら幸いです。