今回は「富良野・美瑛ノロッコ号」の乗車レポートをお伝えするとともに、運行区間・予約方法・料金についても紹介します。
富良野・美瑛ノロッコ号とは?運行区間は?停車駅は?
そもそも富良野・美瑛ノロッコ号とは何でしょうか?富良野・美瑛ノロッコ号は例年6月~10月までの季節運行で夏と秋に運転されています。いわゆる、臨時列車として運行されています。
富良野線を走行する列車で、停車駅は旭川駅・美瑛駅・美馬牛駅・上富良野駅・ラベンダー畑駅・中富良野駅・富良野駅です。
※美瑛は「びえい」と読みます。
富良野・美瑛ノロッコ号には、2パターンの列車がある
運行区間は富良野~美瑛・旭川までとなっており、一部列車は旭川駅まで乗り入れ、その他は美瑛駅発着で運転されます。2パターンの列車があることがお分かりいただけると思います。
今回は2号ラベンダー畑→美瑛まで乗車していきます。
※旭川発着は1号・6号、美瑛発着は2・3・4・5号となっています。
列車は3両編成での運転。トロッコ列車である510系客車が使用されています。自由席は1号車・2号車・3号車は指定席です。
フラノラベンダーエクスプレスが運転される日は3往復まで増発されます。
富良野駅からファーム富田へ 知っておかないと時間ロスするので注意
特急フラノラベンダーエクスプレスに乗車して富良野駅に到着しました。富良野駅に到着後ファーム富田へ行こうと思っていたのですが、ファーム富田は中富良野駅が最寄り駅のようです。(とはいえ20分歩きます。)
看板を掲げている人がいたので時間を無駄にせず済みました。
中富良野駅までは普通列車で、ファーム富田までは徒歩で向かいます。
ファーム富田で昼食 ラベンダー畑なども一望
ファーム富田に着きました。一望できるところがあり、まさに富良野に来たという感じがしました。
北海道の雄大な景色と共にカレーライスを頂きます。そよ風にあたりながら食べるカレーライスは格別です!
普通列車も通過する臨時駅ラベンダー畑から乗車
ファーム富田を後にして約10分ほど歩き、「ラベンダー畑駅」に到着しました。ラベンダー畑駅は例年6月から10月下旬までの駅で、なんと定期の普通列車すら通過します。
富良野・美瑛ノロッコ号は停車するという何とも不思議な駅です。
いよいよ富良野・美瑛ノロッコ号に乗車
富良野・美瑛ノロッコ号が入線してきました。ラベンダーを意識したデザインとなっているのが分かります。
富良野・美瑛ノロッコ号で起こるイベント・車窓
ラベンダー畑駅を出発してからしばらくは進行方向右側には大雪山系の山々を望むことが出来ます。
上富良野駅を出ると山の中に入り、一面森の区間を走行します。ノロッコ号は窓が開いているため、木の匂いを感じられます。
※広角レンズを使用しているため、身を乗り出したように見えますが、実際は安全に配慮して撮影をしています。
終点の美瑛に到着
終点の美瑛に到着しました。美瑛からは人気観光地「青い池」まで観光バスが出ていますので、ぜひ観光したいところです。(新型コロナウイルス感染拡大状態により、運行が無い場合がありますので、事前に調べて行った方が良さそうです。)
最後にきっぷの予約方法・料金についてまとめてみました。
富良野・美瑛ノロッコ号の予約は?いつから?
予約は1か月前の10時から乗車日当日発車時刻までです。主な旅行会社の窓口、JR北海道の指定席券売機、駅のみどりの窓口、インターネット予約「えきねっと」でも申し込むことが出来ます。
富良野・美瑛ノロッコ号の料金は?
富良野・美瑛ノロッコ号の指定席券は840円です。(2022年度運行から530円から値上げされます。)
富良野~美瑛までの普通運賃は750円、富良野~旭川は1290円です。
乗車には青春18きっぷも使用することが出来るほか、JR北海道フリーパス等も使用できます。
無人駅から乗車する場合は券売機できっぷを購入できない場合もあるため、乗車証明書や車内できっぷを購入することとなります。
まとめ
富良野・美瑛ノロッコ号についてのまとめです。
- 富良野・美瑛ノロッコ号は富良野~美瑛・旭川間で運行
- トロッコ列車で、乗車券や青春18きっぷでも乗れる
- 雄大な景色を楽しめる列車
- ファーム富田へは中富良野駅から徒歩20分