サイゼリヤは「野菜ときのこのピザ」「ラムときのこのきこり風」「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」を販売終了すると2021年11月24日頃から、店頭で発表しています。現在販売されている店舗でも順次終了となっていくと思われます。一体なぜ、販売が終了となるのでしょうか?
野菜ときのこのピザとは?創業時から長年のメニューが終了
今回販売終了となる野菜のときのこのピザはチーズ、野菜、きのこが乗っけられたピザです。実はこのピザはサイゼリヤの中でも歴史があるメニューです。
人気メニューの一つであり、サイゼリヤが創業したのが1967年。当時サイゼリヤ1号店は千葉県市川市八幡店でスタートした時のメニューを確認してみましょう。
創業時のメニューは手書きですが、そこには「マッシュルームピザ」と書かれているピザがあります。これが現在まで販売されていた「野菜ときのこのピザ」の源流となっているピザということになります。それにしても当時300円で発売されていたメニューが400円で現在まで販売されていたのはすごいことですよね。(1997年のメニューにはマッシュルームピザがないことから、一度販売が中断されていた時期があると思われる。)
今回注目したいのは「販売休止」ではなく「販売終了」と書かれている点です。詳細についてまだサイゼリヤ本社から発表はありませんが、販売終了ということで二度と食べれなくなってしまう可能性があります。もし、そのまま販売終了となれば、長年のメニューが歴史に幕を閉じることになります。
販売終了の理由は「原料不足」 実はイタリアから直輸入だった
サイゼリヤと言えば、「イタリアから直輸入」というのが売りだったりします。ワインをよく飲む人であれば、ラベルにこの文言が書いてあるのを見たことがあるでしょう。
実はこのキノコも、「イタリアから直輸入」だったということです。
今回サイゼリヤは店頭で「イタリアから直輸入食材(きのこ)が不足したため販売を終了させていただきました。」と案内しています。
野菜ときのこのピザ 説明書き・カロリー(栄養)などの情報
名称 | 野菜ときのこのピザ |
説明書き | 特性野菜ペーストと香るきのこピザ |
カロリー・塩分(通常メニュー) | 593kcal・塩分2.9g |
商品番号 | PZ04 |
価格 | 税込み400円(2021年11月現在) |
備考 | Wチーズ(PZ54)も存在した。100円増しの税込み500円で販売 |
サイゼリヤのキノコメニュー「ラムときのこのきこり風」「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」も販売終了
これに関連して、同じキノコを使用している「ラムときのこのきこり風」「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」についても、イタリアから直輸入食材(きのこ)が不足したため販売を終了します。
一方できのこメニューは”2022年秋に復活?”
一方で「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」のみ、再販予定と発表されています。
再販時期は2022年秋ごろとなる予定で、サイゼリヤの店頭メニューに記載されています。
しかし、「野菜ときのこのピザ」「ラムときのこのきこり風」については再販の予定は発表されておらず、このまま販売が終了となってしまう可能性があります。
もう一つの見方としては2022年秋になれば、イタリアから直輸入の「きのこ」が確保されるということも予想でき、「きのこ」が確保できた時点で、今回販売終了となった3メニューが販売再開される可能性もあります。
販売が再開予定の「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」はともかく、「野菜ときのこのピザ」「ラムときのこのきこり風」については今後注目してみていきたいですね。
ラムときのこのきこり風 説明書き・価格などの情報
名称 | ラムときのこのきこり風 |
説明書き | ラムのうまみが下に敷いたカリカリポテトにジュワッとしみ込んで、2度おいしい! |
商品番号 | MT13 |
価格 | 税込み700円 |
「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」
名称 | キノコとパンチェッタボスカイオーラ |
説明書き | 香りの三重奏!マッシュルーム、ヌメリイグチ、ボルチーニ |
商品番号 | PA14(大盛はPA64) |
価格 | 税込み500円、(大盛は税込み700円) |
まとめ
今回のサイゼリヤメニュー終了について内容をまとめてみました。
- 2021年11月24日頃から「野菜ときのこのピザ」など3メニューが販売終了が店頭で発表
- 「野菜ときのこのピザ」は創業時からの長年のメニュー
- その他にも「ラムときのこのきこり風」「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」が販売を終了
- 「キノコとパンチェッタボスカイオーラ」のみ2022年秋に再販予定の告知。
- その他2メニューも2022年秋以降に復活?それとも消滅?