今回はJR北海道の道東の足として運行されている特別快速きたみの時刻表・停車駅・料金・所要時間・割引についてまとめてみました。特別快速きたみについてまとめていきます。

特別快速きたみとはどんな列車?所要時間がほぼ特急列車?!

特別快速きたみ
特別快速きたみ(旭川駅にて)

特別快速きたみとはそもそもどんな列車でしょうか?JR北海道で運行されている列車の中で唯一使用されている「特別快速」の名称が使われているのが特徴で、石北本線の旭川~北見の間を結んでいる列車です。使用車両はキハ54形1両編成でした。

運転は定期列車として1日1往復の運転で、午前中に北見駅発旭川行き、午後に旭川発北見行きが運転されています。

「特別快速(特快)」ということもあって速さが際立ちます。

石北本線の特急列車「特急大雪」「特急オホーツク」が約3時間で結んでいるのに対して、「特別快速きたみ」は3時間25分で運転されています。

またライバルの「高速バス・特急石北号」が3時間38分のため、時間的にもコスパのいい列車ということが分かり、所要時間が特急列車並みということもお分かりいただけるでしょうか?

これだけ早い列車だと快適と感じるかもしれませんね。

特別快速きたみの停車駅・時刻表は?札幌方面との接続は?

次に特別快速きたみの時刻表について紹介します。札幌方面の列車との接続・乗り継ぎについてもまとめてみました。

まずは午前中に運転される北見発旭川行きの特別快速きたみの時刻表を紹介します。

【上り】特別快速きたみ 駅名時刻
北見駅10時29分発
西北見駅10時34分発
東相内駅10時38分発
相内駅10時44分発
留辺蘂(るべしべ)駅10時54分発
生田原(いくたはら)駅11時20分発
安国駅11時29分発
遠軽駅11時44分発
丸瀬布(まるせっぷ)駅12時02分発
白滝駅12時22分発
上川駅13時00分発
当麻駅13時34分発
旭川駅13時50分着
連絡列車① ライラック26号札幌行き14時00分発
連絡列車② 普通列車岩見沢行き16時12分発

次に旭川発北見行きの時刻表です。

連絡列車①
普通列車旭川行き 岩見沢11時32分発12時52分着
特急カムイ17号 札幌13時00分発14時25分着
旭川駅14時40分発
旭川四条駅14時43分発
新旭川駅14時46分発
東旭川駅14時55分発
桜岡駅15時00分発
当麻駅15時06分発
上川駅15時41分発
白滝駅16時18分発
丸瀬布駅16時37分発
遠軽駅17時01分発
安国駅17時09分発
生田原駅17時19分発
留辺蘂駅17時40分発
相内駅17時50分発
東相内駅17時55分発
西北見駅17時59分発
北見駅18時05分着
終点北見駅で知床斜里行き(網走方面)普通列車に連絡します。19時03分発

特別快速きたみの料金は?

特別快速きたみに乗車する際には「特急券」「座席指定券」等は不要で追加料金は無料です。

乗車には運賃・乗車券のみ必要です。

旭川~北見までの運賃は4510円です。

特別快速きたみの割引・安く行く方法は?

特別快速きたみに安く乗りたいと思った方もいるかもしれません。おすすめの方法を紹介します。

唯一割引となるのが「青春18きっぷ」です。JR全線が2410円で1日乗り放題となります。ただし、5回分付いてくるので、1回のみ利用の方は金券ショップで1回分購入がおすすめです。

通常料金が4510円ですから、2410円でなんと半額以上安くなることが分かります!(2100円の割引)

これは使わない手はないでしょう。

札幌方面から普通列車で移動した場合はさらにお得額が大きくなります。

札幌~旭川まで特急カムイを往復で利用したい方で6日以内に使える人には「Sきっぷ(自由席往復割引切符)」もおすすめです。札幌~旭川まで乗車券とほぼ同じ値段で特急列車に乗れてしまいます。ただし、片道のみは使用できないので注意が必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?ここまでの内容をまとめると

  • 特別快速きたみは特急列車並みに速い
  • 乗車に追加料金は不要
  • 特急列車と組み合わせることでスムーズな移動も可能
  • 一番安く行くには青春18きっぷを利用しよう
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