今回は東京~水戸まで安く移動する方法について解説していきます。

裏技も紹介していますので、ぜひ参考にしていってください。

東京~水戸はそもそもどのくらい距離がある?

水戸駅イメージ

東京~水戸はそもそもどのくらい距離があるのでしょうか?東京駅~水戸駅まで高速道路経由で115km、JR線の営業キロは121.1kmとなっています。

東京~水戸までの特徴は比較的高速道路が優位に立っていることです。安くコスパ良く移動したい人は高速バスがおすすめです。

移動手段は、高速バス・鉄道(普通列車・快速)・特急列車(ひたち・ときわ)があります。

高速バスでの移動が安くて速い

高速バスは茨城交通の「みと号」が東京駅から出ています。

東京駅発・水戸駅発は先着座席定員制で、定員が満員になるまでは乗車することが出来ます。事前予約はできません。(23時以降のバスを除く)

所要時間は1時間50分程度で、これはJR線の快速列車よりも早くなっています。

ただし、止まる停留所が多いバスも存在し、そういったバスは所要時間が10分程度長くなっていますので、利用する場合は注意が必要です。

また、高速バスの場合は乗り換えが必要ないということが、荷物を持っている方からすると一番のメリットではないでしょうか?

その他、羽田空港線、東京ディズニーリゾート線もあります。

運転間隔は30分~1時間30分間隔となっています。

ツインチケット

「みと号」を利用する方に少しだけ安くなるのがツインチケットです。

2250円×2枚で4500円のところ、4400円で発売しています。

レール&高速バスライド

茨城交通では少し変わったサービスがあります。

水戸方面→八潮PA→秋葉原方面と乗り継ぐ場合につくばエクスプレス(TX)が追加100円で乗り継ぎができるというものです。

乗り継ぎ乗車券は乗務員から発売され、八潮PA手前から渋滞状況の案内があるので、渋滞している場合はつくばエクスプレスに乗り換えた方がいいでしょう。

乗り換えは八潮パーキングエリアで下車して、6分歩いたところにあるつくばエクスプレス八潮駅で乗り換えとなります。案内は八潮PAや茨城交通の公式サイトに案内があります。

【乗り換えあり】常磐線普通列車・快速列車

高速バスの他に常磐線の普通列車と快速列車で品川・東京・上野方面から水戸まで移動する方法があります。

JR線で移動する場合にはほとんどの場合で乗り換えが必要になったのはご存じでしょうか?

実は常磐線は2022年3月のダイヤ改正で、土浦駅で系統分離が行われるいわゆる「土浦分離」が行われました。

これにより、日中時間帯でほとんどの列車が「土浦行き」として運転されています。土浦から先は「グリーン車なし」で5両編成での運転となっている列車もあります。

所要時間は約2時間20分以上となっており、高速バスとの所要時間と比較すると劣勢となっています。

10両→5両となる際には乗り換えで移動が発生することでホーム上で歩かされるケースもあるようです。荷物がある人にはお勧めできない移動方法です。

【グリーン車も使えない】常磐線快速列車

普通列車グリーン車を使おうという人も多いでしょう。しかし、残念ながら、土浦行きの列車と土浦から先5両編成になる列車ではグリーン車が付いていないため利用できません。

そのため、普通列車で快適に移動がしづらくなっているため注意が必要です。

必ず、乗車前にグリーン車が水戸まで利用できるかどうか確認しましょう。

料金は土休日は800円、平日は1000円となっています。

JR常磐線特急「ひたち」「ときわ」

JR東日本の特急列車「ひたち」「ときわ」という列車があります。

この列車は乗車券のほかに特急券が必要になりますが、高いが速く着く列車となっています。

とにかく速く着きたい人は特急列車が便利でしょう。

どうせ普通列車グリーン車に乗るなら特急が安いことも

東京・上野発では使えない方法ですが、途中の柏駅から乗車して特急料金を安くする方法があります。

東京から水戸まで乗車する場合は1580円ですが、柏~水戸まで乗車する場合は1020円です。もっとお得なのはチケットレス特急券です。チケットレスだと920円で普通列車グリーン車の平日料金よりも安くなります。

一度特急列車を利用する場合も検討してみてはいかがでしょうか?

なお、柏駅から水戸まで特急ひたちでは51分で移動できてしまうのでお勧めです。

ちなみに品川・東京・上野⇔水戸で安くする方法もあります。そちらは後でえきねっとのところで紹介しています。

「ひたち」「ときわ」の注意点

特急ひたちとときわに乗車する場合の注意点として、全席指定席の特急列車ということです。自由席はないので注意が必要です。

ひたちとときわの違いが分からないという方も多いと思いますが、ひたちは停車駅が少なく速いタイプ、ときわは停車駅が多く少しゆっくりとなっています。

【裏技】特急ひたち・ときわを安くする方法

ここで定価のきっぷは高いから安くしたいという方に裏技を紹介します。

【裏技】分割乗車券 290円引き

実は区間を分割すると安くなることがあります。

東京~水戸の定価は2310円ですが、2020円にする方法があります。

区間は

・東京⇔南千住

・南千住⇔北松戸

・北松戸⇔我孫子

・我孫子⇔龍ヶ崎市

・龍ヶ崎市⇔水戸

少々めんどくさいですが、みどりの窓口でこの乗車券で欲しいですと出せば大丈夫です。

えきねっと

【裏技】チケレスと分割乗車券がお得

結論からいうと、分割乗車券とチケレスが一番お得です。

先ほどの分割乗車券で290円引き、チケレス特急券(※)で35%引きで1020円合計で3040円が一番安く行ける方法です。

※特急券のみなので、乗車券は分割乗車券で用意します。

時間がなく、めんどくさい人は「えきねっとトクだ値」

東京~水戸まで安く行きたい方で、めんどくさい方法は嫌だという方はえきねっとトクだ値がおすすめです。

この方法では乗車券特急券が10%引きになります。3490円となり定価よりは少し安くなります。

また、チケレス特急券は普通車指定席のみで、グリーン車は安くなりません。ご注意ください。

まとめ

ここまで東京~水戸を安く移動する方法についてまとめてきましたが、まとめると

・高速バスは2250円から所要時間は1時間50分~2時間程度

・鉄道(普通列車)は土浦で乗り換えが多いので要注意。グリーン車が水戸まで使えない場合も。所要時間は2時間20分程度。

・鉄道(特急)は分割乗車券とチケットレス特急券で3040円まで割引が可能。所要時間は1時間15分~1時間30分

・スピード重視なら特急列車がおすすめです。渋滞等が心配の場合は特急列車に乗車しましょう。約1000円+で時間を買うことが出来ますが、値段面は高速バスに勝てないのとコスパ重視なら高速バスですね。

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