今回は東京静岡の移動をしたいんだけど、新幹線だと最速1時間で着いてしまうし、旅情を味わいたい!でも、ずっと普通列車は退屈で嫌だという方におすすめの移動方法を紹介します!
今後の旅行するときに参考になればうれしいです。
東京から静岡の平均的な移動時間
まず、東京~静岡間での平均的な移動時間について紹介します。
東海道新幹線を利用した場合はひかりで東京静岡は1時間程度かかります。品川だと50分程度。
在来線だと列車にもよりますが、3時間を超える列車がほとんど。
普通列車で3時間はきついし、かといってひかりに乗って1時間で着くほど急いでいない。
そんな方にお勧めなのは特急踊り子号です。
今回乗車記をアップしていますので、そちらを参考に旅程などを立ててみてください。
静岡~熱海は普通列車利用
今回は静岡発東京方面に乗車してみました。静岡~熱海は日中に快速列車が走っていないので、普通列車を利用します。
静岡12時13分発普通列車に乗車。静岡地区に快速列車がないのは、途中駅利用が多いからというのがありますが、乗ってみると確かに、ホームライナー浜松が通過する駅でも利用客がそこそこいるというのが体感できました。
しかも、静岡地区の列車はロングシート地獄と言われていますが、静岡から熱海までなら1時間程度の乗車でそこまで気になりませんでした。
ただし、列車によっては途中駅で長時間停車や乗り継ぎが悪い列車があり、同じ区間でも所要時間が10分程度前後します。(沼津とかで止まる列車は時間ロスがあるみたいです)
使う時にはあらかじめ所要時間は比較してみるといいでしょう。
熱海からは特急踊り子 先発した踊り子に追いつく
実は、特急踊り子はこの普通列車より先に熱海駅に先着しています。普通なら乗り継げないはずです。
しかし、この踊り子号は修善寺から来た列車と伊東線から来た列車との増結作業のために13分ほど停車します。増結作業をしている間に、静岡12時13分発の普通列車が追い付く形です。
実際に乗車した時には時間に余裕があり、連結作業も見ることが出来ました。
根府川駅で高崎行きの普通列車を追い越す
熱海駅を13時33分に出発。途中の根府川駅で先発した普通列車の高崎行きを追い越します。
個人的には青春18きっぷで旅行される方は高崎行きに乗る方も多いと思いますが、乗り継ぎ時間がほとんどない上に、階段を一度降りなくてはならないので、乗り遅れた人もいたかもしれません。
列車は湯河原・小田原・大船・横浜・川崎と途中駅で普通列車を追い越しながら列車は走ります。
下車するのは東京ではなく品川 一体なぜ!
特急踊り子に乗車し、今回は品川駅で下車をします。
本来であれば東京まで行くのが普通だと思いますが、一体なぜでしょうか?
実は熱海~品川であれば、100km未満のため安い特急料金が適用されます。紙のきっぷで1020円、チケットレスで920円だったかと思います。
しかし一方で東京まで乗ってしまうと100km以上となるため、1580円の特急料金が適用となります。
正直東京まで乗るメリットがあまりないので、急いでいない人は品川駅で下車するとお得です。
しかもチケットレスだと普通列車グリーン車の平日料金よりも安くて時間と快適性を買えるので利用価値は十分ある列車だと感じました。
一体なぜ、この行程で移動したのか?
今回選んだ行程ですが、一応「在来線最速」で旅情を感じつつ旅行出来たらいいなと思って、行程を立てました。
静岡東京では青春18きっぷを使ってもお得にならないのと、「どうせ平日料金の普通列車グリーン車に乗るなら、踊り子に乗れたらいいよね」ということで今回の行程を選びました。
この列車を選んだ理由としては東京から静岡間を最速で移動できるダイヤだったからです。
同じ踊り子号利用でも品川駅までで2時間45分になる列車もあり、列車により乗り継ぎ時間のロスがあったりします。
今回静岡12時13分発の普通列車に乗車するとほとんど待ち時間なしで移動ができ、最速で品川駅までで2時間30分で移動できます。
また、静岡まで安く行く方法についてはこちらで紹介していますので、そちらも合わせてチェックしてください。
ここまでご覧いただきありがとうございます。たまにこういった旅行記についてもアップしていきたいと思っています。