2023年9月3日に「ホンダ祭り栃木」が開催されました。
その様子を今回まとめてみましたのでご覧下さい。
ホンダ祭り栃木は4年振り開催
今回行われたホンダ祭り栃木は新型コロナウイルスの影響もあったのか、開催は4年振りです。
それもあってか、会場は大盛況でした。
まだ75周年という記念すべき開催となりました。
高速デモ走行なども開催 迫力あるイベントに
今年の開催では、試験コースを用いた高速でも走行が実施されました。
中に乗車できる人は、抽選だったためわずかでしたが、コースを走るバスツアーも運行されました。
その他、ドリキンこと土屋圭市さんのトークショーなど有名人のイベントも開催されていました。
歴代の車、ASIMOなど昔懐かしい展示も
屋内の展示では、昔懐かしい歴代の車が展示されていたほか、アシモの展示なども行われていました。
「昔の車ってこうだったよね」と思い出させるような展示でした。
今までとはひと味違う開催「車なし」でも来場可能に
これまでの来場方法と大きく異なっている点は2023年8月26日に宇都宮LRTが開業したことです。
これに伴い、今までは車か無料バスでの来場となっていたのが、今年は宇都宮LRT(路面電車)による来場が可能となりました。
そのため、鉄道を使い来場していた人も多く見受けられました。
臨時便が運行されず15分程度の遅延が発生
しかしながら、ホンダ祭りにこれほどの人が来るのが予想されていなかったのか、臨時便が運行されず最大15分程度の遅れが発生しダイヤが乱れました。
これは一番前を走っていた列車が運賃収受で時間がかかり遅れていたものと思われます。そのため、すぐに後続列車が来る事態となっていて、まるで朝ラッシュ時の京王線明大前駅のような団子運転となっていました。
イベント開催で道路が大渋滞でもLRTならスイスイ
本田まつり開催で車で訪れた方も多かったようですが、宇都宮LRTなら渋滞を横目にスイスイと目的地まで着けるのはよかったのではないでしょうか?
公式Twitterでつぶやいたところ、いいねが20件つくほど反響がありました。
来年以降開催があれば、途中から宇都宮LRTを使っていく人もいるかもしれませんね。
夕方には遅れが拡大 1時間遅れの列車も
会場から帰る人が多かった15時以降の列車は混雑しており、ほぼ満員となっていました。
遅れはその後も拡大し、最終的には運行表示を見ると1時間程度の遅れが出ていました。
あまりの満員電車ぶりに電車内の乗客からは「まるで朝の西武線みたいだ」という言葉も聞かれました。
これは本田まつりの帰宅客と、商業施設「ベルモール」からの帰宅客が重なる事態となり、積み残しも発生していました。
ここまで混雑することは宇都宮LRTにとっても想定外だったのかもしれません。