今回は宮電(みやでん)という謎ワードについて解説していこうと思います。

ちなみに宮電とつく、会社については一切関係はないので、ご留意ください。

2023年8月26日、「宮電」という存在しない鉄道会社のワードが使われるようになったので、それについて紹介していきたいと思います。

宮電とは?存在しない鉄道会社なのになぜ?きっかけは宇都宮LRT開業

宇都宮LRT

皆さんは2023年8月26日に新しい路面電車が開業したのをご存じでしょうか?

それは宇都宮LRT、宇都宮ライトライン・ライトレールなどと呼ばれている新しい路面電車です。

そんな宇都宮LRT開業に伴って新しく誕生した略語が「宮電(みやでん)」です。

しかし、多くの場所では「宮電」という言葉は使用されていません。

ですが、ある一定の条件を満たしたときに「宮電」という言葉を聞けることがあります。

今回はそれについて紹介していきたいと思います。

「宮電」が聞けるのは運転席付近のみ 列車遅延で聞ける?

鉄道というのは、列車を運転する側と運転状況を把握して、列車遅延などで運転整理をする「運行指令」というものがあります。

例えば、JR東日本であれば「東鉄指令(とうてつしれい)」と呼ばれる運行指令があり、そこから遅延などが生じた場合には運行に関する指令が列車に対して出されます。

ちなみに、鉄道会社によっては放送前に音が鳴る鉄道会社もあります。有名な例だと京浜急行などがあります。(宇都宮LRTでは放送前に音はなりません。)

宮電は宇都宮電鉄の略称?指令からの例文を紹介

こちらは実際に宇都宮LRTに乗車した時に流れていた「宮電」という言葉が運行指令から流れていたので、それについて紹介したいと思います。

運転士「宮電指令、宮電指令。こちらは〇〇(列車番号)です。応答願いますどうぞ。」

運行指令「こちらは宮電指令です。〇〇(列車番号)どうぞ」

運転士「宮電〇〇列車、車内満員状態で宇都宮駅東口を発車しております。後続の列車への案内よろしくお願いします。」

このように、宮電(みやでん)という言葉が使われている場面があります。

宮電は以前は宮城県で使われていた

ちなみに宮電の略称が使われるのは歴史上2回目で、以前は戦時買収される1944年まで存在した宮城電気鉄道の略称が宮電となっていました。(現在のJR東日本仙石線を運営していた鉄道会社)

宮電が使われる理由は宇都宮ライトラインが長いから?広島が原因?

なぜ宮電の略称が使われているのでしょうか。宮電が使われる理由について推測ですが、理由を紹介します。

路線の正式名称 会社名が長すぎるから

一つ目は路線名の案内が宇都宮ライトラインだったり、宇都宮ライトレールだったりします。

しかしながら、無線で連絡を取り合うときにいちいち、宇都宮ライトレール指令といっていたら言いにくいですし、何よりも時間がかかります。

そういった理由で宮電を使っているのではないかというのが一つ。

広島電鉄と関わりがある人が多いから

広島電鉄写真

もう一つは広島から来た人が多いのでその影響を受けているのではないかということです。

実は宇都宮LRT開業に際して、広島市内を走る広島電鉄との関わりが深いです。

現に、宇都宮LRTには元広島電鉄だった人が深くかかわっています。

混雑時に宇都宮駅東口で降車すると、現金利用の人は「ざる」のようなものに運賃と整理券を置きますが、これも広島電鉄で確か見たと思います。こうしたところにも広島電鉄の影響はあります。

そのため、広島電鉄が広電と略されることから、宇都宮LRTが宮電と略される理由になったのではないでしょうか?

ということは、広島電鉄が広電になるのなら、宮電は宇都宮電鉄なのでしょうか?

そのうち、鉄道ファンの間で宇都宮電鉄の名前が使われるかもしれません。

宮電指令はどこにある?

今まで宮電指令について書いてきましたが、どこに宮電指令はあるのでしょうか?

宮電指令は平石停留所の近くにある車両基地が置かれている「管理棟」という建物に指令所は入っています。

ここから、運行指令を出しているというわけです。

まとめ

今回は宮電について解説してきました。

内容をまとめると

・宮電は宇都宮LRTの列車無線で使われる略称(?)

・宇都宮LRTを略称で読みづらかったから?

・宮電と呼ばれるのは広島電鉄の影響?

・宮電は宇都宮電鉄の略?

・宮電指令は平石停留所近くの車両基地にある管理棟の中に入っている

関連記事

おすすめの記事