JR北海道は789系で運転されていた特急ライラック2号が線路上の除雪車と接触する事故がありました。
事故現場の様子
こちらは事故現場の様子です。車両前面が大破している様子が分かります。
JR北海道によると線路上除雪車と衝突事故を函館線豊沼駅構内で発生したということです。
この影響で函館本線の一部区間で運転見合わせとなっており、特急宗谷とオホーツクに運休が出ています。
高運転台に救われる 過去の踏切事故が契機
今回発生した事故ですが、過去の踏切事故によって採用されていた「高運転台」によって、運転士が大けがを負わずに済んだことから、不幸中の幸いと考えることはできます。
高運転台が採用されたのは過去の踏切事故が契機でした。
契機になったのは1991年に発生した踏切事故でした。
これまでは低運転台を採用していましたが、この事故で運転士は両足を切断。この事故がきっかけとなり、スーパー北斗などで活躍したキハ281系をはじめとした特急列車では高運転台が採用されています。