2023年4月7日、SL大樹に使用しているC11325号機が故障した可能性があり、本線上で停車しました。

このトラブルの影響で、乗っていた乗客は全員降車する事態となりました。

故障なら東武のSLが全車両使用不可に

SL大樹

※画像はイメージです。

9時54分ごろ東武鬼怒川線はSL大樹1号の鬼怒川温泉行きで車両故障が発生しました。そのため、一時下今市~鬼怒川温泉までの上下線で運転を見合わせていました。

今回発生した運転見合わせの詳細については東武鉄道から正式発表がないため詳細は不明です。

ただし、本線上の大桑〜新高徳間で停車。その後動けなくなり乗客を全員降車させた事実はあります。

東武鉄道のSLの状況を見ると、123号機は現在不具合のため、運用には入れません。

325号機は今回故障したとみられ、しばらく運用には就けない可能性があります。

また、207号機については現在南栗橋で検査中のため使用できません。

こうなると、今後SL大樹ではなくDL大樹としての運行しかできなくなる可能性があります。

今後、東武鉄道の発表に注目が集まります。

4月10日にDL大樹に変更との発表

東武鉄道は2023年4月10日に、正式に「車両不具合」であったことを発表しました。対象となるのは現時点では4月14日(金)・15日(土)・16日(日)のSL大樹です。

無手数料で払い戻し対応

今回SLが車両不具合のため、払い戻しを希望する方については無手数料で払い戻しをすると発表しました。

発券済みの場合には東武鉄道各駅(押上・寄居駅および駅員無配置駅は除く)で払い戻しをすると発表しています。

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