2023年7月27日から28日にかけて、京急新1000形1500番台1501編成の甲種輸送が兵庫県神戸市の川崎車両から神奈川県の逗子(・池子、神武寺駅付近の側線)まで輸送されました。

そのあと28日終電後に総合車両製作所横浜事業所まで搬入されています。

京急新1000形1500番台の導入の目的は?

JR神戸線内を甲種輸送で運ばれる京急新1000形1501編成
JR神戸線内を甲種輸送で運ばれる京急新1000形1501編成

今回京急では新1000形1500番台が導入されることとなったのですが、その導入目的は何なのでしょうか?

現在京急では1980年代後半に登場した1500形の老朽化が進んでおり、この1500番台はその置き換えを目的として導入が進められることになります。

新1000形1500番台は6両編成とされているため、導入と引き換えに普通車で主に走っている1500形6両編成が1編成廃車になることでしょう。

そのため新1000形1500番台は普通車で主に走る車両となります。

新1000形1500番代の導入で廃車になるであろう1500形6両編成のイメージ
新1000形1500番代の導入で廃車になるであろう1500形6両編成のイメージ

展望席が復活

運転台直後に展望席が復活したため、細長い小窓が設置されていることが目立つ
運転台直後に展望席が復活したため、細長い小窓が設置されていることが目立つ

今回の新1000形1500番台では2021年から2022年に導入された1890番台と同様、運転台直後に展望席の設置が復活しています。

そのため、乗務員扉後ろには10cm程の小窓が設置されているのが確認できます。

そのほか紹介は映像で

まだまだ紹介しきれていない部分については、下記の動画でより詳細に説明をしています。

この他車両の解説以外にも、甲種輸送の様子も紹介しています。

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