今回は餃子で有名な「宇都宮」って何県?どこにあるの?という話題について解説していきたいと思います。
また、出身地を聞かれた場合はどう答えればいいのかについてもまとめています。
そもそも宇都宮って何県?歴史を見てみよう
結論、宇都宮は栃木県にあります。
なぜ、県名が栃木県、県庁所在地である宇都宮で地名が異なるのでしょうか?
簡単に説明すると元々廃藩置県によって「宇都宮県」「栃木県」というのが別々に存在しました。それぞれの中心地が「宇都宮」「栃木」に分かれていました。
しかし、1873年に栃木県に合併することになりました。その際に県名は栃木県、県庁所在地は宇都宮となりました。
これが、栃木県が宇都宮となっている理由です。
一体なぜ、宇都宮で餃子が有名になったのでしょうか?
宇都宮で餃子が名物・有名な理由 一体なぜ?!
宇都宮で餃子が有名な理由は一体なぜなのでしょうか?
キーワードは「戦争」です。
宇都宮周辺には陸軍第14師団がありました。
この陸軍第14師団は中国に出兵。帰国後宇都宮を中心に餃子が広がったのが、きっかけとされています。
しかし、餃子=宇都宮という認知はされておらず、1993年頃から認知が広まったとされています。
餃子が宇都宮に広がった理由に、戦争があったのは意外ですよね。
さて、宇都宮の場所はどこ?と気になっている方も多いと思います。
宇都宮の場所は?どこ?
そもそも宇都宮はどの辺にあるのか?と気になっている方も多いのではないでしょうか?
宇都宮は栃木県の南部に位置しています。栃木県には日光・那須塩原の観光地もありますが、北部に位置しています。
出身地を聞かれたらどう答える?
栃木県の方が出身地だったらどう答えるのがいいのでしょうか?
宇都宮周辺出身の方は「宇都宮」と答えるのが無難です。例えば「小山」「宝積寺」あたり出身の人は「宇都宮」と答えておいた方が良さそうです。
「栃木県」と答えても宇都宮の方が知名度が高い場合が多いので、聞いてもいまいちピンとこない方も多いかもしれません。
それ以外の地域の方は「日光」か「那須塩原」と答えておいた方がいいかもしれません。
宇都宮市の観光地は?
宇都宮市には何もないと思っている方も多いかもしれませんが、観光地を紹介します。
宇都宮餃子
まずは先ほど挙げた、宇都宮餃子です。宇都宮駅周辺でほぼ食べれると思います。ちなみに東京から来た人はみんみんで餃子を食べて帰る人が多く、宇都宮の魅力に気づいていない方も多いようです。
大谷石・大谷石資料館
大谷石は栃木県で産出される頑丈な石で、東京にある最高裁判所の建物は大谷石で作られています。
古くから蔵や建物などに利用されてきました。
そんな大谷石がかつて産出されていた場所が、大谷石資料館です。
神殿のような地下空間が広がっており、真夏でも20℃くらいで涼しい空間が広がっています。
夏行くはおすすめです。
その幻想的な空間であることから映画の撮影や写真集の撮影などに使用されることもあります。
宇都宮城址公園・宇都宮城
かつて宇都宮には宇都宮城が存在します。
しかし、この宇都宮城は1868年5月に戊辰戦争の戦闘で宇都宮城は落城してしまい、今存在しているのは復元されたものになっています。
当時の面影を想像する場所にはいいかもしれません。
ちなみに県内の城がすべて落城して存在していないのは栃木県が唯一だったかと思います。
宇都宮に住みやすさは?目的によっておすすめが変わる
宇都宮の住みやすさはどうでしょうか?目的によっておすすめが変わります。
宇都宮市といっても、中心部と郊外部では違いますが、それぞれ解説していきたいと思います。
宇都宮駅の中心部に住むのがおすすめな人は?
「中心部」は繁華街もあります。飲みに行きたい人にとってはおすすめです。ただ、宇都宮駅の隣の駅にしてしまうと終電が22時42分に終了してしまうので、本当に楽しみたい人は中心地がおすすめです。夜遊びたい人は宇都宮の中心地に住んだ方が良さそうです。
東京に通勤するなら宇都宮よりも小山がおすすめ
東京に通勤する人については宇都宮よりも「小山」の方がおすすめかもしれません。
理由としては東京までの在来線の所要時間が小山の方が30分短く、本数も確保されているからです。宇都宮駅まで行かない列車もあり、小金井行きの列車も存在します。小金井行きの列車は小山までは行きますが、宇都宮には行きません。
時間帯によりますが、小山の方が小金井始発の列車が空いているため座れるほか、帰りの電車も確保されているというのがメリットです。
新幹線で通勤する場合には早朝の時間帯は小山駅に停車する列車が多いのでおすすめです。ただし、昼間は1時間に1本、夕方は小山駅を通過する新幹線があるため、普通列車ほど時間短縮効果が薄いのも事実です。
また、家賃も宇都宮よりは安いです。
宇都宮市の郊外部に住む人は車で通勤が前提
宇都宮市は公共交通機関が弱い地域ではあります。バスが使えるのは市内部のみで郊外部に行くほど、運賃が高くなり本数も少なくなる傾向にあります。
そのため、郊外部から郊外部に通勤する方は、郊外部で車前提の生活をするのならお勧めします。
ただし、おすすめできないのは車を持っていない人です。職場が近いか電車の駅が近くない限り難しいので、事前に所要時間を調べた方がいいかもしれませんね。