NEXCO東日本は、2023年9月8日に接近した台風13号の影響で常磐道で被害が出ていましたが、今回現場の被害状況が公式に発表されました。
常磐道下り日立南太田IC~日立北ICの被害状況
こちらは常磐道下り常磐道下り日立南太田インターチェンジ(IC)~日立北インターチェンジ(IC)の被害状況です。
トンネル上部から土砂が流れ込んだのが推測できる様子となっています。
写真には復旧を行っている作業員の姿も見られます。
上り線については一時通行止めとなっていましたが、現在は通行止めは解除されています。
【上から見る】トンネルの上で土砂崩れ
こちらは先ほどの常磐道を上から見た写真です。
大規模に土砂崩れ(斜面崩落)が発生している様子が分かります。
復旧には相当時間かかる見込み
NEXCO東日本によりますと、9月9日17時現在、今回の土砂崩れで常磐道下り日立南太田IC~日立北ICの間の区間の通行止め解除の予定は未定となっているとのことです。
また、公式発表で詳細な調査に基づく復旧作業が必要となるため、「通行止め解除には相当期間を要する見込み」と発表しています。
追記:9月10日現在、「復旧には3日程度は要する」という公式発表がありました。
東北道・北関東道への迂回を呼びかけ
NEXCO東日本は並行する国道6号線は混雑が予想されるため、首都圏から仙台方面に行く場合は東北自動車道・北関東自動車道・首都圏中央連絡自動車道(C4)への迂回利用を呼び掛けています。