2024年3月15日、北陸本線の特急ダイナスターはラストランを迎え、運行を終了します。
特急ダイナスターとは?
2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業で、誕生した列車です。特急ダイナスターとは、福井と金沢を結ぶ特急列車で、特急ダイナスターは1号、3号が金沢行(福井6時50分発、7時42分発)として運転され、特急ダイナスター2号、4号は福井行きとして運転されていました。(金沢21時08分、22時12分)
特急ダイナスターの名前の由来は?
特急ダイナスターの登場当初、名前に驚かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
特急ダイナスターは福井県にある福井県立恐竜博物館など恐竜の町として知られており、恐竜のダイナソーと地元の期待を込めたスターを組み合わせたのが由来となっています。
特急ダイナスター3号ではラストランの車内放送も
特急ダイナスター3号でラストランの車内放送がありましたので、文字起こしをしておきます。
あと、5分ほどのご乗車で、この列車は終点の金沢に到着いたします。特急ダイナスター号は2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業に合わせ、金沢から福井間の朝と夜の時間帯に通勤通学の列車として、また北陸新幹線との連絡列車としての使命を持ち、本日まで9年間運転をしてまいりました。
ダイナスターの名前の由来は、福井県の代表的な観光資源である恐竜のダイナソーと地元の期待を込めたスターを組み合わせたものでした。
その名の通り、地域の皆様に期待され、多くの方に愛され、ご利用いただいた子の特急列車もあすからはその役目を北陸新幹線、IRいしかわ鉄道ハピライン福井に引き継ぎます。
運行に携わったグループ会社を含めた関係者、すべての社員を代表してお礼を申し上げます。
長らくのご愛顧誠にありがとうございました。
特急ダイナスター3号ラストラン車内放送より
また、特急ダイナスター3号は金沢方面の列車としてはラストランとなったことから、乗客には記念カードが配られたということです。