今回は京成電鉄で運転されているモーニングライナー・イブニングライナーの予約方法・乗り方について紹介していきます。
実際にモーニングライナーに実際に乗車してきましたので、その様子もお伝えしていきたいと思います。
モーニングライナー・イブニングライナーとは?
モーニングライナー・イブニングライナーについてよく知らない方も多いと思うので説明していきたいと思います。
この列車は京成電鉄が運転する「特急・ライナー列車」で乗車券と定期券のほかにライナー券が必要となります。
運転日は、毎日運転で平日だけでなく、土休日も運転されているのが、JRの「ホームライナー」などと大きく違う点になりそうです。
運転区間・停車駅
運転区間は、京成上野駅を始発として、京成成田・成田空港間で運転されています。
途中の停車駅は、京成上野・青砥・京成船橋・八千代台・京成佐倉・京成成田・空港第2ビル・成田空港です。そのほかの駅は通過するので注意が必要です。
予約方法
モーニングライナー・イブニングライナーの予約方法ですが、まずは駅で買う方法があります。
モーニングライナーのライナー券発売駅は成田空港・空港第2ビルのスカイライナーカウンター、京成成田・京成佐倉・八千代台・京成船橋の券売機で発売します。
イブニングライナーのライナー券発売駅は京成上野駅の当日券売り場(16時まで)、券売機、前売り券発売カウンターと日暮里駅・青砥・京成船橋駅の券売機で発売します。
旅行会社でも乗車の1カ月前から発売しており、日本旅行と近畿日本ツーリストで取り扱いがあります。
その他、一番使われているのがインターネットから予約できるチケットレスサービスです。
こちらのサイトから予約することができます。乗りたい時刻と列車を選択して好きな座席も指定することができます。決済はクレジットカードがおすすめです。
毎日乗る人は「モーニングPASS」「イブニングPASS」
また、モーニングライナー・イブニングライナーによく乗る人は、モーニングライナー・イブニングライナーがいずれか乗り放題となる「モーニングPASS」「イブニングPASS」が発売されています。
利用期間は1カ月で、8150円で発売されており、モーニングライナー・イブニングライナーのいずれかの列車が乗り放題となり、乗車する列車を選ぶことができます。
ちなみにこの場合は予約不要で、PASSに号車と座席番号が指定されるため、予約をしなくても座席が抑えられてる仕組みとなっています。
料金
料金は乗車券・定期券のほかにライナー券が大人450円、こども230円必要です。
乗り方
次に乗り方について紹介します。
乗り方はまず、乗車券を購入します。交通系ICカード(Suica、PASMO)でも乗車券として使うことができます。
次に特急券を購入します。先ほど説明した通り、駅の券売機・窓口か、チケットレス予約で購入することができます。
これで事前に準備は完了です。
早速乗っていきたいところですが、実はイブニングライナーとモーニングライナーは乗車方法に少し難しさがあります。
その理由としては列車によって開く扉が変わることが挙げられます。
↓イブニングライナーの乗車位置、開く扉
↓モーニングライナーの乗車位置・開く扉
このように停車駅によっては扉が開かない駅があるので注意が必要です。
一応案内放送は流れると思うので、案内に沿って乗車しましょう。
今回は実際にモーニングライナーを成田空港から乗車してきましたので、その様子もお届けします。
成田空港第2ビルから青砥駅まで乗車
今回乗車するのはモーニングライナー206号京成上野行きです。
モーニングライナーはほとんどの列車が京成成田始発ですが、この列車は成田空港始発の列車となっています。
成田空港から京成上野方面へは成田スカイアクセス線経由と京成本線経由がありますが、今回乗車するモーニングライナー206号は京成本線経由です。
ちなみに成田空港から京成上野までは先に発車する快速特急が先着しますが、やはり座っていきたいという需要はあるみたいで、この駅からも乗車する人は多かったです。
列車の発車時間が近づくとライナー券の確認のため駅員さんから声を掛けられます。
今回はライナー券をチケットレスで予約したので購入した画面を駅員さんに見せました。
いよいよ、列車が入線。
モーニングライナーに乗車していきます。
特にあたり席とかはありませんが、D席を指定しました。
この時点では空いていましたが、京成成田・八千代台からかなりの人が乗ってきました。
当日のモーニングライナーの予約状況はこんな感じです。
号車によって多少混雑は異なるものの、窓際座席がほとんど埋まっており、車内は土曜日にも関わらず、比較的混雑していました。おそらく平日はもっと混雑しているのだろうと思います。
好きな号車や席がある方は早めに予約した方が良さそうです。
また車内には車内販売はありませんが、自動販売機が設置されています。のどが乾いたら飲み物を買えるという点も特急列車ならではのサービスといえます。
料金不要の特急列車などにはトイレが設置されていませんが、モーニングライナー・イブニングライナー・スカイライナーにも使用されるこの列車にはトイレも設置されています。
そのため、乗車中に体調が悪くなってもトイレがあるので安心というのもうれしいですよね。
列車は青砥駅に到着。京成上野・日暮里に行く方はそのまま乗車していた方がいいですが、浅草・日本橋・新橋・品川・羽田空港方面へはモーニングライナーでは行くことができないので都心方面に行く方は乗り換えです。
青砥駅では快速西馬込行きと普通羽田空港行きに連絡しているので都心・羽田空港へ出るのも普通列車よりは楽に移動することができます。
今回の乗車記は以上となります。
まとめ
モーニングライナー・イブニングライナーについて内容をまとめると、
・予約は券売機やネットで予約ができる
・モーニング・イブニングPASSがあると、予約せず1カ月間定額で乗り放題となる
・列車は京成本線経由で運転されるため所要時間が少しかかる代わりに運賃が安い
・料金は大人450円、子供230円
・意外と利用率が高いので乗車したい場合は早めに予約することがおすすめ